ハプスブルク家の王宮<シシィ博物館、銀器博物館、皇帝の部屋>に行く
ウィーンのシシィ博物館に行きました。
博物館嫌いの嫁が、珍しく
「シシィ博物館は絶対に行きたい!!」
と言っていたので、行ってみることにします。
「シシィ??何それ??」って感じでしたが、
フランツヨーゼフ1世の嫁の、エリーザベトのニックネームだそうです。
フランツヨーゼフ1世が一目ぼれして結婚した女性なだけあって、めちゃめちゃ綺麗な女性だったそうです!!
博物館に入場するためには、1人11.5ユーロ(以前は9.9ユーロだったらしい)必要です。
クレジットカード(VISAカード)で支払いました。
1枚の入場券で、皇帝の部屋、銀器コレクション、シシィ博物館の3つの博物館を見ることができます。
シュテファン寺院からも近いですが、最寄り駅はMichaelplatz(ミヒャエル駅)駅です。
ミヒャエル寺院のすぐ隣です。
銀器コレクション
博物館に入ると、まずは銀器コレクションがあります。
銀器コレクションを見ずにシシィ博物館に行くことはできません。
入場券は強制抱き合わせ販売だったという訳です(笑)
銀器というだけあって、フォークやナイフが多いです。
しかし、それ以上に多いのが、お皿です。
綺麗な絵が描いてあり、もったいなくて使えなさそうなお皿がたくさんあります!
銀器というよりは、王宮の豪華な食器コレクションです。
あのハプスブルク家の食器ですから、豪華絢爛を極めています。
三越や伊勢丹にある、めっちゃ高い食器よりも、さらに高そうな食器ばかりです(笑)
とても豪華な銀器たちですが、戦争の時に大部分が武器に変わったそうです。
銀は貴重です。
いかに武器を増やすかが求められた戦時に、フォークやナイフ等の銀を溶かして、武器に姿を変えました。
タオルの畳み方がかわいい、展示もありました。
日本の折り紙文化に通じるところがありますね!
トカゲ、カニの化け物、エイ、カモでしょうね(適当)。
シシィ博物館
長~い銀器コレクションが終わると、シシィ博物館に行きます。
2階にシシィ博物館があるようなので、階段を上ります。
階段も無駄に豪華です(^-^)
シシィについて
シシィ博物館は撮影禁止です。
シシィは、フランツヨーゼフ1世の嫁となった、世にも美しい女性です。
ですが、結婚をとても後悔していて、療養を名目に、あちこちを旅していました。
「結婚たるいから、旅でもして気を紛らわすわー」
という旅ばっかりしている女性だったそうです。
王族は、だるければ旅が出来るわけです。
シシィは、自分の息子が死んでしまった(息子ルドルフが自殺した)後、ずっと黒の衣装を身にまとうようになりました。
美しいけど、うつ病っぽい女性だったようです。
自分の殻に閉じこもってる系の、お姫様だったそうです。
おみやげ
おみやげコーナーに行くと、もう博物館には戻れません。
おみやげコーナーは、日本とほとんど同じですね。
シシィ博物館の、日本語のガイドブックも売っていました。
オーストリア料理の本もありました。
オーストリアのレシピ本は、日本ではなかなか買えませんので、買う価値ありです!
しかし、レシピに載っている食材が日本に売っていないことも多いので、作れない可能性も大いにあります。
日本の八百屋では売っていない野菜を使う料理も、結構あります。
出口に向かうと、ハプスブルク家の人々がズラッと並んでいます。
「シシィもハプスブルク家なんだよな・・・」としみじみ思います。
夜のミヒャエル広場
外に出るとすっかり暗くなっています。
建物がライトアップされていて、とてもきれいです。
さすが、ウィーンはセンスがあるというか、美的感覚が良いですね(^-^)
ふふん(^-^)
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