ベートーヴェンのパスクラァティハウスに行ってきた!
ベートーヴェンの暮らしていた、パスクラァティハウスBeethoven Pasqualatihausに来ました。
ベートーヴェンは引っ越しが多く、一生に30回程度、引っ越していたそうです・・。
騒音問題で隣人と揉めて、引っ越しというパターンだったそうです。
偉大な音楽家でしたが、騒音おじさんでもあったという訳です。
これがパスクラァティハウスです。
ショッテントール駅schottentorの近くです。
ヘレンガッセ駅herrengasseからも歩けますね。
ショッテントールから、きつめの坂を上っていきます。
着いてからも、階段を上ります。
4階くらいまで上ります・・。正直きつい・・・
パスクァラティハウスでは、ベートーヴェンが実際に使っていたピアノや、自筆譜、などが見れます。
入口で入場料を払う
4階でパスクラァティハウスの見学料を払います。
現金払いのみです。
料金がいくらか、忘れてしまったのですが、確か1人8ユーロだったような気がするんだけどなあ・・・。
日本語のパンフレットもあります。
「地球の歩き方」には載っていない、音楽家の観光名所なども載ってます!
入口のドアを開けると、ベートーヴェンの住んでいた景色が見られます。
ベートーヴェンが実際に使っていたピアノ
これがベートーヴェンが実際に使っていたピアノだ!!
かなり昔のモデルって感じですね。例えば・・・
ペダルが5個もある。
普通は2個、あるいは3個のペダルです。
一番下の音がドの音であること。
今のピアノはもっと音域が広い、つまりもっと低い音も高い音も出せるようになった、ということ。
今のピアノは、ベートーヴェンがピアノ工場にうるさく注文つけて、音域が広がったそうです。
「今のピアノは音域が足りねえんだよ!!殺すぞコラ!!!」
とベートーヴェンが言ったとか言わないとか(本当か?)
ベートーヴェンが愛用していた物
ベートーヴェンが愛用しいた時計です。
ベートーヴェンが愛用していた物が数点残っています。
楽譜を置くための譜面台です。なんか妙なデザインですが、当時はこれが普通だったのかしら。
小物です(ガラス的な物だったけなあ)。
ベートーヴェンの自筆譜
ベートーヴェンはとても悪筆家だった、といわれています。
見れば分かるわ!!!
まあ字の汚さは天下一品です。
「エリーゼのために」という曲があるのですが、実はテレーゼという女性だったそうです。
字が汚すぎて、間違った名前がそのまま歴史的に残るという快挙を成し遂げた数少ない例です。
ベートーヴェンは楽譜に強いこだわりを持っていて、何度も何度も楽譜を直しています。
その割りには汚いので、改訂がきっちり後世に伝わりづらかった、というのが惜しまれるところです。
ベートーヴェンが見ていた景色
パスクラァティハウスから外を眺めると、こういう景色です。
やっぱりヨーロッパは日本と全然違う文化ですね。
建物の内側はこんな感じです。
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