ミュンヘン国際空港でトランジットをすると、ミュンヘン空港の税関を通ることになります。
トランジット、つまり飛行機の乗り継ぎがミュンヘンだと、ミュンヘンで手荷物検査を受けなければなりません。
日本からミュンヘンへの直行便でも手荷物検査を受ける必要があります。

ドイツの税関は世界的に見ても、異常に厳しいと評判です。
世界最厳がフランクフルト空港で、その次がミュンヘン空港かな。フランクフルトとミュンヘンのトランジットは、航空券が安くても避けた方が良いと言われています。
フランクフルト国際空港で、著名なバイオリニストが、高額なバイオリンを没収されていて、問題になっています。

一眼レフも、関税をかけられる事がある、との話です(>_<) ドイツの税関は、ものすごい権力を持っています。ピストル持ってます。 おそロシア（ドイツです）

電化製品たち

今回は大量の電化製品を持っていきました。
スーツケースに預けたいところですが、スーツケースはマジ投げするので、電化製品が壊れる可能性が極めて高い。

この置き方の雑さよ(^-^;)
投げてから叩きつける！！という動作をしていました。投げるだけでなく、叩きつける！！
「死ねスーツケースこの野郎！！！！」と気持ちを込めてブン投げていました。

空港職員は、割と貧しい人が荷物運びをやっているそうです。
いわゆるスラムの荒くれのようなイメージをしてもらうと良いかも。

パソコンなどの衝撃に弱い電化製品をスーツケースに入れるのは、論外なのです。

羽田空港の税関で聞いてみる

今回はいわゆる申告をするコースをしようと思い、羽田空港の税関に聞いてみました。

「ミュンヘン空港で税関を通るのですが、このカメラ（CANON６Dを指しながら）は大丈夫でしょうか？」

税関のお兄さん「カメラはまず大丈夫です(^-^)」

「パソコンとかタブレットとかビデオカメラとかあるんですが・・・」

税関のお兄さん「大丈夫です(^-^)」

カメラはみんな持ってて普通だから、まず大丈夫だと言われました。
ちなみに聞いたのは2015年3月です。
日本の税関が、「申告しなくて良い」って言っているんだから大丈夫だろう。

申告なんてめんどくさいしね～。

※フランクフルト国際空港を通る方は、日本の税関を通る時に確認した方が安全です。

日本の外務省も、税関手続きに注意しろ、と書いています。
国のトップが、海外の税関（明記していないがドイツの税関のこと）に注意しろ、と言っているのです。
フランクフルト国際空港は、本当に気を付けた方が良い。

ミュンヘン空港で税関を通る

ミュンヘン空港のトランジットの時に、手荷物検査を受けます。
トランジットで手荷物検査を受けるのか・・。

パソコン、タブレット、一眼レフカメラ、スマートフォン、を出しました。

一度通った、リュックの中に、デジタルカメラが入っていました。
デジタルカメラだけ出して、ちゃんと機械を通されました。

電化製品は全て出さないといけないようです。

税関での質疑応答

大量の電化製品を見て、税関の人も苦笑いです。
まいったか！！ドイツの税関どもが！！

だがしかし！

税関「Let’s tuning on」
俺「？？？」
税関「turning on」

一眼レフカメラの電源スイッチを入れろということみたいです。

カチッ（一眼レフのスイッチを入れて、写真を見せる）

税関「OK!」

今度は小型デジタルカメラを手に取り、

税関「tuning on」

またかよ・・。
ポチッ（デジカメのスイッチを入れる）

税関「OK!」

無事に通過できました！

ミュンヘン空港の税関への印象

今回は優しそうな税関職員でしたが、それでも個人所有の物かどうか、確かめられました。
カメラをヨーロッパに輸入して売ろうとしているなら、関税を取る必要があるからです。

私のカメラは所有感まるだしで、私自身も電化製品オタクのオーラを放っているので、そんなに怪しくはなかったのかな。

箱から開けてすらいない新品のカメラだと、関税を取られる可能性が十分にあります。

新品のカメラは箱から出して充電して、１・２枚写真を撮っておくと良いかも。

ミュンヘン空港は、他の空港に比べて、やや厳しい検査をしている印象ですね。

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