ベルリンの壁イーストサイドギャラリーの行き方!西側を見てきた!
ベルリンの壁のイーストサイドギャラリーに行きます。
ベルリンの壁が崩壊してからも、ベルリンの壁を残すため、アートが施されているのです。
ベルリンの壁とは、西ベルリンを包囲していた壁です。上の地図でいうと、黒い線が、壁です。
ドイツを東西に分断していた壁だと勘違いしていたのですが、西ベルリンを取り囲んでいた壁です。
確かにただの壁だけじゃ、大回りしたら移動できてしまうしな・・。
東ドイツはソ連に占領されていて、堅っ苦しい生活でした。
東ドイツの中でも、西ベルリンだけは、資本主義で、自由だったのです。
西ベルリンは米英仏の3ヵ国占領地域でした。西ベルリンの周囲のドイツはソ連の支配下にありました。
西ベルリンだけは周囲のドイツから孤立した、資本主義の独立国家だったと考えれば良いです。
当時は壁の中にある西ベルリンに亡命しようとする人が後を絶たなかったそうです。
積極的に壁に包囲されたがったわけです。
みんな大好き西ベルリン♪
イーストサイドギャラリーの場所・行き方
イーストサイドギャラリーがどこなのか、調べてもいまいち正確なことが分かりにくい。
ガイドブックにも、ちゃんと書いていないし。
わたくしがイーストサイドギャラリーへの行き方を紹介します。
行き方は、簡単で、Berlin-Ostbahnhof(東駅)に行けば、すぐに分かります。
駅のスターバックスには、ベルリン熊のマグカップがありました。スタバのご当地マグカップを集めている方はどうぞ。
駅を出て、ウロウロするとアーティスティックな壁があるので、すぐに分かります。駅から100メートルも離れていない。
横断歩道を渡ると、イーストサイドギャラリーです。
これがミューレン通りです。
ミューレン通りMulenstrasseがイーストサイドギャラリーだと思って大丈夫です。
道の通り沿いで、南側に、イーストサイドギャラリーが広がっていると思ってもらえると良いです。
北側(オーストバーンホーフ駅に近い側)の面に、有名な旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東独のホーネッカー書記長のキスが書いてあるそうです。
信号を渡ったら、そのままミューレン通りを歩くことをおすすめします。
壁の切れ目
写真を撮っているこの場所は、昔ベルリンの壁がまさに立っていた場所です。
壁は崩壊しましたが、残っている部分も多いです。
イーストサイドギャラリーを南から見る<西ベルリン側>
イーストサイドギャラリーの南側に行きました。
信号を渡って、見える壁の向こう側です。
西ベルリン側だからウエストサイドギャラリーだな。
西側から見ると短いですが、それでもかなりの距離があります。
500メートル程度は、壁があります。
それでも西ベルリン側のギャラリーはかなり短いです。西ベルリン側はわざわざ見る価値はないよ。
ベルリンの壁は西ベルリンを取り囲んでいた、超絶長い壁だったので、イーストサイドギャラリーはベルリンの壁のごくごく一部です。
イーストサイドギャラリーを東側、西側から両方見ようと思っていました。
行きは東側、帰りは西側、と往復しようと思っていたのですが、それは無理でした。
西ベルリン側は、川に向かって(上の写真の右側が川です)壁が終わっています。そこから先は見れません。
東ベルリン側は、道路に沿って、ずっと壁が伸びているのですが。
私が想像していたより、ベルリンの壁は複雑な形をしています。
一枚の壁が直線上に建っているのだと思っていましたが、壁が3方向に伸びている場所もありました。
奥の壁から、壁が伸びています。壁がY字に入り組んでいます。
この壁の上に有刺鉄線があったら、入れないだろうなあ・・
イーストサイドギャラリー<本物です>
ウェストサイドギャラリーは短かったので、イーストサイドギャラリーに行きます。
これが本物のイーストサイドギャラリーです。
見ていると、東ベルリン側(地図上の北側)の方が、アート性が高い気がするなあ。
キスの絵
大統領と首相のキスの絵を見に行こうと思ったのですが、寒いし、本当にあるかどうか分からなかったので、別の場所に移動することにしました。
後から聞いた話ですが、このミューレン通りをもう少しだけ東に歩けば(多分5~10分くらいかな)、キスの絵があるそうです。
キスしようとしている絵があったので、それでいいか、ってなりました(^-^)
オッサン同士のディープキス見てもねえ・・・。
ラクガキ
イーストサイドギャラリーは、ただのラクガキです。
壁が建っていた当時は「壁壊を壊せ!」という、政治的なメッセージの強いアートもあったそうです。
基本はソ連など、社会主義に対する怒りです。
記念にサインしてる人がいた(笑)
書きたい人はどうぞ。近くに警官がいたら怒られるかも・・?
上手い絵は、ごくごく一部です。ほとんどの絵はヘタクソです(笑)
アーティスティックな絵を期待していく場所ではないです。
ベルリンの壁の長さを体感する、という意味ではとても良い場所です。
お散歩するのにもちょうど良い長さですし。
イーストサイドギャラリーは、東ベルリン側、車が走っている道路(ミューレン通り)沿いを歩くことをおすすめします。
スポンサーリンク