一眼レフを海外に持っていきたいけど、盗難には絶対遭いたくないですよね。

私は、一眼レフさえ盗まれなければ、最悪パスポートを盗られてもしょうがない、と考えている、生粋のカメラマニアです。

イタリアなど、比較的スリが多い場所に、一眼レフカメラを持っていくときは、防犯に気を遣いますよね。
イタリアはスペインやパリほど、強盗が多い町ではありませんが、コンパクトカメラでもかっさらっていく人がいます。

私が持っているのは、CANONの６Dです。
６Dの価格は、なんと２０万円！！
去年買った一番高い買い物です。絶対に渡せねーぜ！
何がなんでもカメラを奪われないために、対策を考えてみました。

体に触れさせる・つなげる

一眼レフカメラの盗難対策は、

・体から離さないこと
・できれば鍵をかけること

だと思います。
盗むのに手間がかかるようにしてあげるのが良い。

レストランで食事をする時も、テーブルに置かず、ネックストラップをたすき掛けにしておくことをおすすめします。
比較的治安の良いとされるドイツのケルンでも、置き引きは発生しています（先日知り合いがパスポートと財布を盗まれました）。

目に見える所に置くだけでは甘い！

一眼レフカメラを体に触れさせておくことが基本となるでしょう。
かばんでもパスポートでもそうですね。

空港等でも、かばんを床に置く時は、足に挟んで置くのが基本となります。

常に体からカメラを離すな！が基本になります。

ネックストラップ

盗難防止の一番の基本は、ネックストラップです。
ネックストラップをしていれば十分だ、という意見も多いです。
キヤノンセンターのお姉さんは「ネックストラップさえしてれば大丈夫ですよ」と言っていました。

できれば、CANON、NIKON、といった、メーカー名の書いていないストラップの方がより安全性が高まるのではないかと思います。
キヤノンやニコンのカメラを盗みたい人はたくさんいますので、わざわざネックストラップで宣伝することはないかと。
私は、カメラ本体の「CANON」や「６D」の文字も、テーピング用のテープを張って隠しています。

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私はMATINのネオプレーンのネックストラップを使っています。
ネオプレーンは柔かい素材なので、首や肩への負担がいくらか軽くなりますよ(^-^)

カラビナ

次はカラビナを使って、リュックに固定する方法です。
リュックサック限定になりますが、ネックストラップと違い、首への負担をなくすことができます。
一眼レフを両肩で持つことが出来る方法でもあります。

重さ軽減と、リュックにつなげることにより盗難防止を高めるという、二重の効果があります。

ネックストラップがあり、リュックに引っ掛ける場所が２か所ある、という２つの条件を満たしている必要があります。

１、ネックストラップにカラビナを通す

ネックストラップにカラビナを通してあげる必要があります。
ほとんどのネックストラップは、カラビナが通せると思いますが、一応確認してください。

２、リュックに引っ掛ける

リュック側に輪っかのような、引っ掛けるものがないと、うまくいきません。
うまく引っかかる場所があるか、確認してください。

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カラビナは２つ必要です！
カラビナは、ネジスクリューが付いているもので、登山用のものが一番安全です。
登山用だと、人間の体重を支えることを想定しているので、やり過ぎかもしれないですが。

ネジスクリューは信頼性が大きく高まるので、すごくおすすめ！
カラビナってちょっとした衝撃で外れますからね。

カラビナは、チェーン付き財布をつなげるのに使えるので、６個くらいあっても良いかも。
スクリュー付きのカラビナは、あまり安い物がないですね(>_<) ドンキホーテでも、４００円程度します。

ワイヤーロック

カラビナを止めた場所に、ワイヤーロックで鍵を追加すれば、そう簡単には持って行かれません。
ワイヤーロックは、ダイヤル式をおすすめします。

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ワイヤーロックは３つほど持っていくと、何かと便利です。
IBUFFALOのワイヤーロックは結構大きく、かさばります。
しかし百均のワイヤーロックなど、あまり安いものだと、壊れて自分でも取れなくなってしまう恐れがあります。
できれば1000円程度の物が望ましいです。

ホテルや電車でスーツケースを盗まれることも、よくある話です。
柱にワイヤーロックでくくりつけておけば、抑止効果が高まります。

ハンドストラップ

キャリーセーフ25という、手首にかけるハンドストラップがあります。
キャリーセーフ50だと、ネックストラップに干渉するので、大きすぎます。

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キャリーセーフ25は大変優秀なハンドストラップで、ストラップがワイヤーで出来ています。
キャリーセーフを作っているパックセーフという会社は、旅行の盗難防止専門グッズをたくさん売っています。
スリにカメラを持って行かれそうになっても、手首にストラップが締まるので、いきなり持って行かれることは非常に少なくなります。
私は小型のデジタルカメラRX-100のストラップにも、キャリーセーフ25を付けています。

ストラップを通す穴さえあれば、携帯電話などの盗難防止にもなりますね。

三脚穴とズボンをつなぐ

三脚穴にネジをしめ、落下防止コードと組み合わせる盗難対策です。
小型のデジタルカメラや、ビデオカメラの盗難防止に、非常に有効です。
上記の対策を全てやった場合には、もう必要ないかも・・。三脚穴をふさいでいると、カメラを置いた時にものすごくバランスが悪い！

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三脚穴につけるネジが高価なのですが、信頼性の高いネジといったら、このブラックピッドしかありません・・。
三脚ネジって不良品が物凄く多いからね。

落下防止コードは、いまいち良い物が見つからないです。
コードの長さが80ｃｍだと、足りない事はないのですが、もう少しだけ長さがあった方が嬉しい。90ｃｍ以上伸びるコードが理想です。
百均のチェーンやコードでも良いかもしれませんね。「防犯対策してますよ」とアピールする、あくまで見せる防犯なので、そこまで高価な物は必要ないでしょう。
カラビナは、スクリューロック型のものを追加した方がより安心です。

ビデオカメラは、ストラップを通す穴がなく、三脚穴でしか盗難防止ができないので、非常に有効です。
体につなげる盗難防止です。
落下防止ではないので、落下には十分に気を付けて・・・

＜相性が悪くて使えなかったもの＞

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三脚穴にとりつけて、ダイヤルロックをかける、画期的な商品があり、３つ買いました。
しかし、ネジがすぐにゆるんできてしまいます。

しっかりネジをしめたのに、その日のうちに緩んで取れました（笑）２つ使って、２つとも駄目でした。

どうやら三脚穴が浅い、CANONの一眼レフカメラとの相性が悪いみたいです。

他のデジカメには使えました。
もし使う場合は、ネジはしっかり締めないと、すぐに取れてしまうので、マイナスドライバーでしっかり締めてください。

CANONの一眼レフには使えないと思います。
少なくても私のCANON　6Dには使えません。

三脚を使いたい人は携帯用ストラップで代用

ズボンに接続すると、安心度が高まります。
三脚や一脚を持ち歩き、使用する方は、ストラップでズボンと接続すると良いです。

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ストラップをカメラにつけ、カラビナをズボン等に留めてあげます。
携帯電話用のストラップですが、一眼レフにも使えます。あくまで盗難防止のために、体につなぐだけです。

武装（笑）

今までは守りのセキュリティでしたが、武装することで、強盗を追い払うことが（多分）できます。
武装する、といっても、ナイフや包丁を持ち歩いていたら捕まります（笑）

トレッキング用の一脚を持ち歩くことで、安全性を高めましょう。

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杖なので、人間の体重に耐えられる一脚です。
あまり高価な物を買ってもしょうがないので、ほどほどで良いと思います。

杖を持ち歩いていても、誰も文句は言えませんよね。
知り合いに一脚を持ち歩いている方がいるのですが、全然スリに合わないそうです。

私は傘でいいかな、と思っています。
ビニール傘を持ち歩いているので、一脚があると邪魔でね。

完成！！

これが完全体の私だ。
正直やり過ぎたと思っている。

この完全体の姿でドイツ・ポーランド・オランダと旅行してきたが、何も盗られなかった。

リュックとカメラをカラビナとワイヤーロックで固定している。
左右２か所同じ対策をしている。
カラビナとワイヤーロックを２つずつ、合計４重のロックをしている。

右手首にはワイヤーのストラップが引っかかっている。

ズボンと三脚穴も、落下防止コードで接続している。

合計で七重のロックを施してある。
ダイヤル式の南京錠などを追加すれば、さらにセキュリティーを上げることが可能だ。

これだけ防止してあると、カメラを失う時、即ち命を失う時になるかと思われる。

盗られる時は盗られる

どんなに対策をしても、盗られる時は盗られます。
銃やナイフをつきつけられたら、どうしようもないですね。

命が惜しい人は、大人しく渡して、保険でカメラを買い直しましょう。
旅行用のクレジットカードがあれば、携行品の保険が降ります。

５Dマーク３（３０万円くらい）だと、２０万円ほど保険が降りるそうですよ。

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